2009年3月2日(日本時間3月2日〜3月3日)サンフランシスコヘ

 9年前にTEOEの招きで写真撮影のため、フェニックスを訪問しました。
今回は2度目になります。今回のフェニックスの旅の目的は写真撮影に専念することでなく,TEOEメンバーとのコミュニケーションをはかり、旅を楽しむこと、メンバーは北村さんご夫婦、神田さんご夫婦、私と合わせて5名、姫路より午後4時すぎ、関西空港につく、午後6時のユナイテッド航空にてサンフランシスコヘ約12時間の旅、機内では両隣に若い男性が二人、一人は一年前まで留学していた友人を訪ね、.一人は海外3ケ月の研修でサンフランシスコの郊外へ、容易に海外への一人旅、今の若い人の積極的な、勇気には私は感心しました。
 長い機内の12時間、機内の映画の字幕は中国語、なにをしゃべっているのか判らない。明日からのスケジュールを考えて、早く寝なければと思うがなかなか寝付かれない、うとうとして12時間、やっとサンフランシスコに着くかと思ったが、なんとサンフランシスコ空港は雷と雨で着陸不能、約2時間遅れの午後1時に無事着陸、疲れた!そのためフェニックス行きの連絡便に乗れず、6時間後の午後7時の便、疲れていたが遅いランチをとると元気が出てきた。
この空港で6時間何もしないで待つのは耐えられない。空港の外に出て、3時間ほどサンフランシスコの市内観光に出かけようと好奇心がわいてきた、4人を誘い、サンフランシスコにあまり知識がないのでまずインフォメーションヘ3時間の観光ツアーがあるか尋ねたがないとの返事、市内観光地図だけをたよりに、タクシーの5人乗りを探しにタクシー乗り場へ、タクシ」が来るとインド人ドライバー、彼との価格交渉、300ドルの提示に250ドルまで値引きさせ、次は行き場所、地図を見ながらゴールデンゲートブリッジ、坂のある町並み、市内電車、チャイナタウン、ダウンタウン、フィシャーマンズ.ワーフ、と駆け巡りました。時にはとまり写真を写し、みやげ物を買い、本当に短い時間のタクシー巡りですが私にはいい思い出になりました。
 午後7時やっとフェニックスヘ、午後9時過ぎスカイハーバーへ到着、サンスランシスコでのトラブルにもかかわらずTEOEメンバー8名が出迎えにかけつけ再会を互いに喜び、すぐにホテルヘ送ってくれました。なんだか長い一日となりました。
3月3日(日本時間3月4日)

 ホテルは日本庭園近くのベストウェスタンセントラルフェニツクス、ホテルとは名ばかり、むしろインのほうが合っている安宿です。朝7時起床、シャワーを浴び、早速、1人でホテルの周りを散策、真青な空、眩しい太陽、ひんやりとした空気、静かな町並み、この散歩は昨日の疲れを吹き飛ばしてくれました。
 散歩の途中、100年前にはこのフィニックスに鉱山鉄道がひかれていた跡の鉄道記念館に立ち寄り、この周辺も乾燥した赤土の大地の上にあり、そこに掘っ立て小屋のような木製の駅舎、トロッコの蒸気機関車が木製の貨車を引き走っていたことを古ぼけた写真を見て知り、日本と比べ歴史の浅いながら発展の早いことに驚きました。
 ホテルに帰りフロントで新聞を見れば昨日は日中気温30度を越えたそうです。服装も一気にTシャツヘチェンジ、郊外では大リーグのスプリングキャンプで賑わいっていると伝えています。今日午前中はアリゾナハイウエーの事務所でのTEOEとのミーティング、最初は一生懸命、会議の進行を理解しようと←たが貧弱な英語カでは全体の議事は理解出来ても、細部はまったく理解できず、昨日の疲れから睡気が襲い、頭の上を言葉が飛んでいるような状態でした。午後はボブ、リンクの写真展を見る。風景写真が主でピントのよいのに驚かされる。
 夕刻、オニールの家でのウエルカムパーティ9年ぶりに会うTEOEの友人たち、抱き合い、笑い、冗談を言い、少しアルコールがはいると益々ブロークンな英語になり、話し合い、食べ、時を忘れ、こころよい夕べの一時を過ごしました。
3月4日(日本時間3月5日)

 今日、明日とセドナ、グランドキャニオンの旅、朝8時起床、朝食をホテルですませ、エロールさん、ボブ、リンクさんの7人乗りの車でセドナヘ、17号線を北上、約180キロ、3時間近くかかりました。
セドナヘの道は9年前に比べよく整備されフィニックスの町が郊外にまで広くひろがっているのがわかりました。私の印象ですが丘陵地や山のサボテンが以前に比べ少なくなっているような感じがしました。セドナの町は今では大リゾート地に変貌していました。乗馬、ゴルフ場、サイクリングコース、ピンクジープツアー、大ショピングセンター・大型ホテル、スパ、そしてよく整備された道路、セドナは、赤いむき出しの岩肌、崖は数百万年前に隆起して風化、侵食により今日の姿になったと解説書にあります。まるで地球の原始の姿そのままの荒々しい風景です。
 私にとっては絶好の被写体です。真っ青な空、強烈な太陽の光、空気の透明感、赤い岩、広々とした空間はどこを写してもドライな原色の世界を写し出すことができ、むさぶるようにシャッターを切り続けました。
 特に夕陽のレッドロックの雄大さには素晴らしい感動を覚えました。今日の宿はヒルトンセドナ、リゾート、セドナ商工会の好意で無料での宿泊です。立派な広いツインの部屋一人でリラックスして過ごしました。
沢山の素晴らしい写真とチョコレート、ありがとうございました。英会話のさくら

  (2009年3月2日〜3月10日)

photo by Akira I. (1)